ブログを始めて二日目でいきなりかなしいお知らせです。8月に講談社ホワイトハート文庫さんから発売予定だった「薔薇の名前」シリーズですが、10月発売に延びました…初手からすみません…。しかし落ちこんでばかりもいられないので、二ヵ月延びた分だけ書き下ろしの枚数を増やそうと思います。幸いX文庫さんにはページの上限が(ほぼ)ないのです。流石は京極先生を世に知らしめた出版社、ページ数に関してはどこよりも豪毅です。というわけでわたくしも及ばずながら内容の密度と枚数の(自分的)限界に挑戦してみようと思います(でもいくらなんでも京極先生なみの枚数は無理です…いつか書いてみたいけど。それ以前に内容をがんばれ自分フェアーを続けないと…)

 薔薇の一巻目の初版が発売されてから何年経過したのか、考えると気が遠くなるのでなるべく考えないようにしていたのですが、もう自分を誤魔化すのはやめます…あれ、初版10年前ですよ…!! 
 自分が昔から愛読しているシリーズ物で、「これいつになったら続きが出るの? 完結するの??」ってシリーズが何作かありますが、まさか後年自分がそれを言われる立場になるとは夢にも思いませんでした…。
 ちょっとマジメに言うと「薔薇」はデビュー三作目で、今振り返ってみるとあの時の自分にシリーズを続けられる筆力なんかなかったんじゃないかと思います。しかし今でも作品に対する愛着はあるので、なんとか物語として一番美しい形で完結させたいです、それもなるべく早いうちに。
 で、シリーズというのはご存知の通り「売れないと打ち切りになる」というのが最大の難関で、薔薇も新刊が出るのに前の巻が在庫切れ、重版未定になったりしたことがあって、さすがにそうなると商業としてシリーズを続けるのは難しくなるのね。だから今回再開するにあたっては、小説の内容は当然のこととして営業努力的なことも最大限がんばっていかないといけないんだよな~とデビュー11年目にしてやっと重い腰を上げたくなりました。
 正直わたしは販売促進的なことを考えるのが苦手で、というか、自分の作品を読んで下さいというのがいまだに少し恥ずかしくて、つまりそれは思春期レベルの自意識をいまだに持ち続けているという大変情けないあれなんですけど、誰だったかの言葉に「自分の名前が出ることを恥ずかしがるのはプロとして二流だ」みたいのがあったのね。「いや、恥ずかしいよ、だって水戸 泉だもん!」と当然わたしは思うわけですが(そもそもそんなペンネームつけるから…)、なるべく大勢の人に読んでもらうためには、作者名と作品名を認知してもらう必然性があるのです。そういう努力も、自意識の限界レベルくらいまではがんばろうかと思います。といっても宣伝用のサイトを充実させるとか全員プレゼント企画をやるとかその程度の、普通にやっているよーなことですが、なにぶんわたしは同じケータイを六年間使い続けたダメ人間なのでこういうアクションを起こすだけでもなんかもう海外旅行なみの覚悟が…(でもしょせん海外旅行程度・つまりは楽しみ)
 他作品にも言えることですが、何卒新生薔薇シリーズをよろしくお願いします。もし打ち切りになった場合は同人誌ででも何がなんでも続きは出しますけど、それ一応プロとしてけっこうかなしいのでなるべく商業作品は商業誌で完結させたいっす。ていうかもう最初から「打ち切りになったら」とか考える、その後ろ向きな姿勢がそもそもの敗因じゃないのかと今思いました。スポーツ選手には絶対なれないタイプです。メンタルトレーニングがヘタ過ぎます(それ以前に運動音痴だし)。でも性格は無駄に明るいので常にテンション低いけど元気です。テンション低いのはサブカルおたくだからであって、要するにいまだに「ニヒルってかっこいい」と信じている思春期レベルの自意識が(以下略)。
 では原稿に戻ります。またなんか生存報告兼宣伝にきます。

 あ、で、肝心の内容についてはなんかまた別ページを設けてお知らせしたいです。まずは本文を~ををを…!!
スポンサーサイト