2010.03.16 都条例の件
 都条例の可否が審議されるのは、18日、明後日までです。具体的に反対するために残されているのは、今日と明日しかありません。ネット上のあちこちで「反対はしたい、そのために具体的に何か行動したい、でもどうすればいいのかわからない」という意見を見ました。今すぐできる、最良と思われる方法をお知らせします。

 自分の選挙区に住む議員さんの事務所に、直接陳情に行って下さい(この際、東京都に限定する必要はありません。全国的に知ってもらうことが大事ですので。衆議院でも参議院でも構いません。本当は都民が都議会議員の所に陳情するのが一番効果的ですが、全国的に反対されていると知らせることは有意義です)

 持っていく物…今回の条例の本文をプリントアウトして、問題と思われる箇所にだけ蛍光ペンなどでチェックを入れて下さい。山口貴士弁護士のサイトに、問題と思われる箇所にアンダーラインを引いた条文が掲載されています。これを参考にされるといいかと思います。 
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/03/post-a2d1.html
 ただ条文のプリントアウトを届けるだけでは、気持ちは伝わりません。ご自分でも、「この条文の、アンダーラインが引かれている部分は、憲法で保障されている表現の自由、内心の自由を侵害するものであると、出版業界などから反対の声が上がっております。また、このような規制が行われると、出版、映像関係の会社やクリエイターが自由に表現できなくなり、結果、売り上げが落ちてますます不況が加速する結果となります。しかし、実在の児童を取り扱っている写真、DVDなどのように、現実に被害者が出ているものに関しては強く取り締まって下さい。実在児童に対する性犯罪に関しては、むしろ厳罰化を望みす」と、お手紙が口頭でお伝え下さい(もちろん賛同できる箇所だけで結構です、ご自身で考えて取捨選択してください)
 その他には、昨日の集会について書かれた記事のコピーや、出版業界が出した反対表明をコピーして持っていくといいです。
 その際、もしも「あなたは何者ですか? 出版関係の方ですか」と問われたら、嘘はつかず正直に自分の身分を明かして下さい。「自分は漫画を含む本が好きなので、このような規制によって表現の自由が規制され、名作までもが消えていくことは避けたいのです」という言い方でOKかと思います。「でもこれは青少年を守るための条例だから仕方ないでしょう、それにまさか、古典的名作までは規制されませんよ」と言われたら、「実在の青少年を守ることには全面的に賛成しております。しかし、この条例の「非実在青少年=創作物」の部分には、創作物に対する規制の根拠となる具体的な細則が書かれていません。これでは行政や司法による恣意的、偏向的な表現規制、言論規制が可能になってしまうおそれがあります(現状、罰則規定がなくても、首都東京で施行される条例の効果は絶大です。いずれ必ず地方にも波及しますし、国政への強い影響は必ずあるはずです)。現代日本の行政や司法がそれほど悪意的だとは思っていませんが、万が一将来、悪用しようとすればできる、穴のある条例を作られては困るのです」とでも言って下さい。
 以上の言い分はあくまでもわたしの私見ですので、前述の通りご自身で考えて、共感できる部分だけ使って下さい(コピぺは推奨しません。皆が同じ文章を持っていくと、「何か特殊な団体か?」と疑われる可能性があります。随時ご自分の言葉に置き換えて下さい)。尚、この文章は転載して下さって構いません。ただし転載の際は、文章の改変はせず、原文ママで載せてください。リンクもご自由にどうぞ。

 どこの党がいいとか、どの議員がいいとかはここでは言及しません。それはご自身で考えて判断して下さい。考える時間がない時はとりあえず自宅に近い事務所から回ってみる、とかでもいいと思います。「数をうてば当たる」くらいの気持ちで、とにかく一人でも多くの議員さんにこのことを知ってもらいましょう。議員さんの中にも、よく知らないという方はたくさんいます。

 陳情に行かれる際は、当然のことですが、議員さんや事務所の方たちに対する非礼な言動は絶対にやめてください。逆効果です。大抵の議員さんはお忙しいので事務所にいないでしょうが、事務の方に伝言をお願いし、書類を渡すだけでも今回は充分です。こういう急ぎの時は、長い文章を渡すより、なるべく短い、要点だけを書いた書面を渡すのが一番効果的です。長い文章は時間がない時は読んでもらえません。
 また最後に、熱心に話を聞いてくれて、反対表明に賛同してくださった議員さんには厚くお礼を述べ、「次の選挙では必ず応援、投票します」とお伝えすることが大切です。そして約束したならば、必ず選挙に行き、その議員さんに投票しましょう。『公約』を守る義務は、選挙民の側にもあります。
 
 この文章自体にもつっこみ所はあるでしょうが、大意は伝わるかと思います。今は議論のための議論をしている時間がありませんので、ご賛同いただける方はすぐに行動に移して下さるようお願い申し上げます。わたしも外に出ますので。
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